はじめて食べたラザニア

私がはじめてラザニアを食べたのは、生まれ育った町の小さなレストランでした。その時はなぜか、あまり親しくない友人と出かけたのですが、はじめて目にした「ラザニア」というメニューがなんなのかもわからず注文したのです。お皿に盛られて出てきたのは、平らなパスタにミートソースが幾重にも重なっているものでした。ナイフとフォークで食べるそのラザニアは、今でも思い出せるとてもリッチな感じのする経験です。
人生ではじめて食べる食べ物というのは、いつまでも思い出に残るものですね。ラザニアとはイタリア料理でパスタの一種です。ただ一言パスタと言ってもその種類は多様に存在し、よく連想される麺状のパスタ以外にも変わった形状のパスタがいくつもあります。ラザニアは板状のパスタとひき肉を数種類の野菜、ワインなどと一緒に煮詰めたミートスパゲッティーのソースに似た具、そしてホワイトソースを交互に何重にも敷き詰めてオーブンで焼き上げたものです。ひき肉たっぷりで濃厚なホワイトソースが良く絡み、とても食べがいのあるパスタだと思います。

ラザニアとドリアの違い

ラザニアとドリアの違いは、ラザニアにはミートソースとクリームソースの間にパスタ生地を広く薄く伸ばしたような生地が何枚か入っていることです。ドリアにお米が入っているように、ラザニアにはパスタ生地が入っているのです。それにより触感が異なりますし、ドリアよりもお腹いっぱいになります。今はスーパーなどにも簡単にラザニアができるセットも置いてあるので、パスタ生地がないという方でも手軽にラザニアをつくることができます。ラザニアとは、トマトソースのグラタンだと私は思っています。平たい板状のパスタを使って何十にも重なった層は憧れでした。あまり、外食にいかなかった私は、家で母親が作ってくるラザニアしか食べたことがありませんでした。その時は、マカロニを使っているので、板状のパスタを使った物は大人になってからお店で食べたと思います。うちの母は料理が上手な方だったので、あまり、外で食べるラザニアがおいしいと感じたことはありませんでした。けど、職場の近くにあるパスタ屋さんである日、職場の仲良しの人が「おいしいんですよ!」と頼んでいたのを一口食べさせてもらったんです。それが、とても美味しくて!行く度にラザニアにしようか、他のパスタにしようか悩んでしまいます。本当に美味しいラザニアってあるんだなぁって実感しました。

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